エンジニアがARアプリ開発に携わっていきたいのであれば、スキルの習得に励まなければなりません。
AR技術も広がってきていることから、応用分野を厳選してスキル習得を目指すのは合理的でしょう。
ARアプリ開発を担うエンジニアになるには、2つのスキルを使いこなせるようになることが必須条件です。
以下の2つのスキルを両方とも兼ね備えていないと、ユーザーの満足度が高いARアプリを開発するのは難しいので注意しましょう。
1つは、デバイスとしてのスマートフォンに関連する全般的なスキルセットです。
アプリ開発なら共通して求められることですが、特に重要なのが入力系の知識への要求が大きいことです。
ARアプリ開発では、ユーザーが置かれている状況を入力情報から確認する必要があります。
ユーザーによる手入力ではなく、カメラやスピーカーなどから自然に入ってくる情報を使えるスキルが求められるのが特徴です。
ユーザーエクスペリエンスの向上に直結する部分なので、ARアプリの開発を担ううえではあらかじめ学んでおくことが欠かせません。
もう1つは、AIによる画像認識系のスキルです。
ARアプリの開発では、画像認識に基づくケースが大半を占めています。
画像認識にこだわる必要はありませんが、AIによる認識技術の向上がARアプリを実用化できるようになった理由なので、AIのスキルは必須です。
応用方法として画像認識がわかっていれば、様々な種類のARアプリの開発に活用できるでしょう。